フィリピーナ彼女に「Don’t skip meal」と言えない状況

フィリピーナ

このブログで何度もお伝えしてますがマニラ首都圏がロックダウンになって早半年が過ぎようとしています。

マニラ首都圏9/1からもGCQ継続が決定しました
ドゥテルテ大統領が8/31深夜にフィリピン各地の検疫基準を発表しました。 この記事によると、マニラ首...続きを読む

マニラの検疫レベルは9月いっぱいGCQとなり、外出規制(門限)は22時まで(就業者は23時)と多少緩和されました。

娯楽やギャンブルという分野ではカジノが客数を30%に制限してオープンしたり、食堂もイートインが可能になりました。

とは言え、ファイスシールド着用や食堂やモールに立ち入る場合は連絡先を記入しなければならず、そんな状況下では、まだまだKTVは再開されそうもありません。

Jiちゃんはテレアポの仕事を見つけて頑張っていますが、MちゃんとKちゃんは仕事が見つからず、未だに総菜を売ったりして生活しています。

連絡はくれるものの、、

Mちゃんからの連絡は週に1回あるか無いかまで頻度が減ってしまいましたが、連絡が来る場合は、とっても温かいメッセージを送ってくれます

KちゃんとJiちゃんは毎日連絡をくれています。

そんなメッセージのやり取りの中の定番メッセージとして

「Don’t skip meal

(ちゃんとご飯を食べてね)」

というのがありますが、今となってはそのメッセージを送るのを躊躇してしまうほど彼女たちの生活が厳しくなっています。

家族の稼ぎ頭だった、いやむしろ家族の中で働いているのが私の彼女たちだけであって、KTVでの稼ぎだけで家族が生活していたことを考えると、今はどんな生活をしているかが容易に想像できます。

幸い、3人の彼女たちから送られてくる写真を見ると、痩せ細った様子は無いので、家族の誰かが何かしらの仕事をしてお金を稼いでいると思います。

今はおそらく家族の中でも「お金を稼ぐ」という事が急務なハズで、KTVで働く若くて可愛い娘に頼っていた生活が変わりつつあるんじゃないかと思います。

私も常々「彼女たちには兄や弟、父親がいるのに、なんで働かないんだろう」と思ってましたが、フィリピン人の家族愛は日本人からは想像が出来ないほど大きくて深いので、そんな状況を彼女たちは「当たり前」と思っていたんでしょうね。

KTVという夜の仕事は他の仕事に比べて給料が高いので、家族全員がその収入に甘えていた現実を、今このコロナ禍でひしひしと感じてるんじゃないでしょうか。

これがキッカケで

「可愛い女の子を生み、

夜の店や海外に

出稼ぎに行かせる」

というフィリピンにある風潮(文化?)が少しでも変わってくれることを願っています。

では。