過去の私が途上国への渡航をあえて避けていた理由

フィリピーナ

海外出張や旅行が多い生活をしていたピナ吉

若いころから出張で年に4~8回、個人旅行で年1回の海外渡航があり、海外には慣れているとはいえ、途上国を避けるようにしていました。

何故かというと、単純に怖かったからです。

そして英語すら通じない場所で怖いシーンになった場合の事を考えると、とても怖くて行けなかったんです。

今となってはドゥテルテ大統領の手腕によってフィリピンで麻薬を打つことは射殺案件になり、特にマカティ周辺で中毒者による銃の乱射や爆破事件などが起こりにくくはなってきていますが、当時はフィリピン、タイ、カンボジアといった国は日本に入って来るニュース、そして映画やドラマなどのシーンからもホントに怖いイメージがありました。

東南アジアのイメージを変えてくれたバンコク

イメージが変わり始めたのは15年ほど前に個人旅行でバンコク(タイ)に行ってからです。

もちろん怖いイメージはありましたが、どうしても行かなければならない仕事があり、イヤイヤながら言った記憶があります。

しかし現地に着いてみると意外とフレンドリーだったり、親切だったりと嬉しいことが続き、そこから東南アジアレルギーが一気に無くなりました

その後は東南アジア関連の仕事が無かったので、出向くことが無いまま10年以上が過ぎようとしていた時にフィリピン案件が持ち上がりました。

実は単身赴任には憧れていて、会社で出向者を募った時に嫁をうまく説得できたので立候補した訳です。

2018年フィリピン上陸

初めてフィリピンに降り立ったのは2018年でした。

バンコクとは少し違う雰囲気に惑わされながらも、陽気でフレンドリーなフィリピン人の人柄に惚れこんでいきました。

フィリピン愛の始まりは、

陽気なフィリピン人との出会い、

そしてMちゃんとの出会いです。

そして仕事的にもプロジェクトが順調に進み、晴れて2019年にフィリピン赴任を果たしました。

その先は皆さんご存知の通り、

    • 2020年1月 タール火山噴火
    • 2020年2月頃から コロナのパンデミック

というように、私のフィリピン赴任生活は散々の経過を辿ってきました。

それでもフィリピンに戻りたくて仕方がありません。

途上国アレルギーがある方への助言

途上国、特にフィリピンに向かいない人

  • 潔癖症な人
  • お腹が弱い人
  • 虫が嫌いな人
  • 人とうまく付き合えない

と思われがちですが、人間はそんなに弱く無くて、間違いなく慣れます。

かくいう私も上の3つを兼ね備えた人間だったので!

そして、周りから「あそこは危ない」とか「あそこは行っちゃダメ」と言われた場所以外であれば、安全に過ごすことが出来ます。

精神的なアレルギーは人それぞれですが、絶対に克服できます。

むしろ、日本に居るよりも人間的な成長が出来るのが東南アジアだと断言します。

東南アジアの国々は、

人と人との距離が近くてフレンドリー

みんな優しくて親切、そして大らか

セカセカしてなくて緩くてヌルい雰囲気

今ではそんな国民性を持ち、せっかちでいつもイライラしていた自分を変えてくれた東南アジア、特に

フィリピンが大好きになりました

とはいえ、パンデミックが治まらない状況では当分の間はフィリピンはおろか、海外に行くこともできそうにありませんね。

では。