フィリピンの恋愛には「リガウ(リーガウ)」というフィリピン独自と思われるプロセスがあります。
この記事ではこの「リガウ」についてシェアしたいと思います。
リガウ(ligaw)とは
リガウとはフィリピンの文化で、交際する前にフィリピン男性がフィリピン女性に愛のアピールするプロセスの事で、現代のフィリピンでも一般的に行われています。
お気に入りの女性に対してリガウを宣言し、それを承諾されるとリガウが始まります。
リガウ中であることを表す言葉として「Mutual Understanding」(略してMU(エムユー))と呼ぶこともあるようです。
リガウ中の男性の行動
リガウが始まると、男性側はもっぱら、
- ギターを弾きながら女性の家の前でラブソングを歌う(「ハラナ」という) ※最近は希少
- とにかくレディーファースト
- 常に愛の言葉を囁く
- 学校や職場に迎えに行く
- 会うときは花(バラ)をプレゼントする
- 家族からも気に入られるように、手伝いやプレゼントをする
リガウ中はこのように気に入った女性に自分の気持ちを受け止めてもらうために時間を惜しまず尽くし、交際を承諾してもらうとします。
この期間は交際が始まる前段階なので、交際している時のようにキスやそれ以上のことはやってはいけません。ただ、最近は手を繋ぐくらいはOKと思っているフィリピン女性が多いそうです。
そして、女性側が交際を受け入れると、晴れて恋人同士になるんです。
複数へのリガウはOKなの?
どうやら同時に複数の女性へのリガウはOKなようです。逆に女性側も複数の男性からリガウのされてもOKなようです。
さすがフィリピンですね
リーガウにかかる期間は数週間、数か月、数年など人それぞれのようですが、年単位でかかるリガウは少し長いという感覚です。
中には数年リガウを続けたあげく、最後に振られることもあるようです。
複数人にリガウしても良いことを考えると、仕方がない感じがします。
まとめ
このように、フィリピンでは気に入った女性がいると時間を惜しまずトコトン尽くすことで女性の心を掴みます。
時間を惜しまずというところが日本人には無理があるかもしれませんが、思い返してみると、私がMちゃんにやっていた
- 会った初日から毎日欠かさず愛のメッセージを送った
- 会うときはチョットしたものでも必ずプレゼントを渡した
- 記念日などには花をプレゼントした
これらの事もリガウに近い行為で、Mちゃんの心を掴む行為だったのかもしれません。
もちろんリガウは宣言してませんよ(当時はリガウを知らなかった)。
リガウに付いて聞けば聞くほど、フィリピン女性は
押しに弱い
ということが分かります。
リガウを宣言された女性が、それを断ることもあるようですが、基本的には受け入れる場合が多いようなので、お気に入りのフィリピンパブ譲やKTV譲が居るのであれば、継続して押し続けることをオススメします。
ここでもフィリピーナへのアプローチができますよ。
では。