平和ボケしていた私
私がまだフィリピン初心者だった頃の話です。
もともと海外出張が多かったんですが、その大半はアメリカやヨーロッパなどの先進国でした。
なので、いわゆる「平和ボケ」があったんでしょうね。
その日はフィリピン渡航2回目で、週末が挟まっていたので、土日がフリーでした。
朝早くからGrabを使ってネットで調べたマーケットに言ったり、ショッピングモールに行ったりと、マニラを楽しんでいました。
カバンのチャックが開いてる
Grabが必要な場所へは一通り行ったので、徒歩でマカティのリトルトーキョー周辺をくまなく散策していて、信号待ちで歩道に立ち止まっていた時に事件は起こりました。
今思うとホントに「平和ボケ」だと思うんですが、その時私はショルダーバッグを持っていて、背中側に背負ってたんですが、その背中に何か違和感を感じて後ろを振り返ると、
フィリピン人カップルが
私の背中に伸ばしていた手を引っ込めた
まさかとは思ったんですが、カバンをお腹側に引いてみると、
カバンのチャックが半開
そこには地図をプリントしたものしか入っていませんでしたが、道中何回も開けているんで、閉まっていたことは確かです。
間違いなくそのカップルが明けたことは確かですが、現場を見たわけではないので何もできず。
当のカップルは、笑いながらそそくさと別の方向に歩いていきました。
そして気を取り直して散策再開。
またもやカバンを開けられた
1回目にカバンを開けられた時に、お腹側にカバンを持てばよかったんですが、癖で背中側に回してしまっていて、1回目から5分も経たないうちに、またもやさっきと同じ背中の違和感が、、
振り向くと、
フィリピン人のオヤジが
カバンのチャックを開けてる
目が合い、オヤジの手を掴もうとしたんですが、そのまま走り去りました。
周りのフィリピン人は笑ってましたね。
後で思うと、あの時もしオヤジの手を掴んでいたら、街中とはいえ刃物で刺されていたかもしれないですね。
実被害
カバンには地図をプリントした紙、ティッシュ、携帯充電用のバッテリーしか入って無かったのが幸いしたのと、ケガなどの
実被害はゼロでした。
その時思ったのは、
やっぱりフィリピンは治安が悪い。
特にマカティは金を持っていて無防備な外国人が多く居るので、スリのような手口が横行しているんだなぁ、と。
- カバンは背中に背負ってはダメ。必ずお腹側に
- 貴重品(財布や携帯)はチャックが閉まるズボンの中に
- 街中では一時も気を抜かない
- フラフラする時はなるべく汚い格好で
今では当然のように用心していますが、フィリピン2回目の渡航で「これぞフィリピン」を思い知らされた事件でした。
では。